リンゴ群の女王が失踪

今日、2時半ごろに巣を見に行くと、巣門の右脇にハチの塊があった。よくみると中央に女王が居て、働きバチがロイヤルコートの体制を作っているようだった。いつまでたっても女王が動こうとしないので、女王だけつまんで巣内に戻した。



30分ほどして巣内を確認したが女王は見つからない。巣には幼虫と有蓋蜂児はいるが卵がみあたらない。孵化してまもない幼虫はいるが、こちらへ来てから産卵していないようだ。王台や変成王台は見当たらない。

今後、ハチたちが変成王台を作るにしてもいまの個体数では新女王を育て上げることができるか心配だ。

またセイヨウミツバチが

またセイヨウミツバチがやってきた。

近隣の同好会のメンバーからわがプロジェクトに巣枠付きの女王バチ4匹を贈呈いただき、当方も、そのおこぼれにあずかった。

昨日、そのメンバーのハチ場へ案内してもらった。これ以上なさそうな理想的な環境である。羨ましいほどだが、これはこれでひと目が少ないので、巣箱ごと持ち去るハチ盗人に用心しなければならないという。

DSCN7518.jpg
そのメンバーのハチ場のひとつ 手前の巣箱は当方持参 奥に女王養成群の巣箱

女王養成群のなかから女王付きの巣枠を1枚頂戴して持参した巣箱に移す。

帰宅してすぐに、あらかじめ用意しておいた定位置に置く。持参した巣箱の底板はテーブで止めてあるだけだから、取り外して網底(OMF)の台に移し替える。

DSCN7520.jpg DSCN7521.jpg
巣箱を定位置へ                 底板を外して網底の台に乗せる

DSCN7522.jpg DSCN7525.jpg
巣内

おそらくハチたちは、環境の激変に戸惑っているだろう。さっそく砂糖水の給餌をする。

DSCN7526.jpg DSCN7530.jpg
重量比1:1の砂糖水              ハチが溺れないように割り箸の筏

DSCN7531.jpg DSCN7533_2018060615563298a.jpg
麻布を被せ                   ポリカ波板の雨除け

今日はハチの増加に備えて巣枠にスターターを付けた。通常、洋バチの飼育には巣礎を使うが、当方では巣脾は一からハチ自身に作ってもらう。巣枠の本来巣礎をはめ込む溝にベニヤ板をはめ込み、その先端が2mmほど出るようにして、そこへミツロウを塗る。これがスターターだ。

DSCN7538_20180606160242c67.jpg DSCN7540_201806061602444fe.jpg
巣礎の溝にベニヤ板をはめ込む          ベニヤ板にミツロウを塗布

梅雨に入ってしまい条件は良くないが、少しでもハチたちの数が増えてほしいものだ。

ヤマザクラ群は上桟2段へ

踏ん切れずにぐずぐずしていたが、ヤマザクラ群も2段目に上桟をセットすることにした。ついでに3段目も増設し、巣門段も前面開扉巣門に入れ替える。さらに、夏に備えて巣底を網底(OMF)化する。

DSCN7472.jpg 
移行準備

カキノキ群の場合は、まだ巣脾が段を越えて伸びていなかったので、上桟を2段目にセットするだけでよかった。しかし、ヤマザクラ群はすでに2段目の中ほどまで巣脾が伸びているから、できている巣脾を途中で切断するという荒業をすることになる。切断した巣脾は針金で上桟に固定して、巣箱へ戻す。

DSCN7479.jpg 
貼り付いた巣脾を切り離す

DSCN7482.jpg 
長い巣脾は見台へ

DSCN7483.jpg 
短い巣脾は新しい巣箱へ

DSCN7484.jpg 
切り取った巣脾の断片 見台に切り取った残りの巣脾が見える

長過ぎる巣脾を見台に移して、適当な長さに切断。その断片を別に用意した上桟に針金で取付けた。しかし、ここからが誤算続きで、なかなかすんなりとは上桟に固定できなかった。この段階になると手はハチミツでべたべたで写真を撮っているゆとりはない。四苦八苦、冷や汗ものであった。

DSCN7486.jpg 
巣箱3段、前面開扉巣門、網巣底に移行完了

巣脾を切断すれば、その巣房の卵や幼虫や蛹は犠牲になる。巣房から溢れたミツに溺れるハチもいる。巣箱を動かせば、どう丁寧にやってもハチを潰してしまうこともある。今回は、巣脾を切断する蛸引きを温めるために用意した鍋のなかに飛び込んでしまったハチも数匹いた。早めに処置していれば、こんなことはしなくて済んだのだ。なんとか終わったものの、もう二度とやりたくない作業だった。後悔しきりである。

今回も素手・素面で作業をした。巣脾を切断するときは、何度もハチに手が触れることがあったし、終始、ハチの乱舞の中で作業を進めたが、ハチに刺されることはなかった。ゆったりした動作である限り、その動作主体が自分たちにとってどんなに危険なことをしているか、ハチは理解できないようだ。それにかこつけて人間は荒業をすることになるのだが。

夜になって巣内を撮影してみた。

DSCN7498.jpg 
網底 巣のゴミは網を通って下に落ちる 最下部は引出しになっていて掃除ができる

DSCN7500.jpg 
夜になって巣内を撮影 早めに3段目にも上桟をセットしよう

あとは、ハチたちが逃去せずに落ち着いてくれることを願うばかり。

カキノキ群を3段へ

5月20日にカキノキ群の2段目に上桟をセットしてから、もう9日も過ぎてしまった。その後、1段目のハチの数が少なく、ハチ球がもっぱら2段目にのみできてるので、24日には、1段目と2段目を入れ替えるという荒業をやってみた。それでも、結局、ハチ球は2段目にしかできなかった。

いずれにしても、このままだと巣脾が2段目と巣門の境界を超えて伸びてしまいそうだ。

今日確認すると、ハチ球の最下部はもう巣門段に5cmほども垂下していた。しかし、ハチ球は巣脾よりもだいぶ大きく膨れる。実際に巣脾がどこまで伸びているかハチ球の底を棒で探ってみたところ、まだ巣門段との境界は超えていないようだった。それなら、3段目に上桟をセットした状態で継いでも巣脾を潰すことはない。ハチたちにはいささか迷惑かもしれないが。

DSCN7409.jpg 
巣箱2段+巣門段 → 巣箱3段+巣門段構成へ

1段目にどの程度ハチがいるか気になったので、覗いてみた。2段目に上桟を設置したときにくらべてだいぶハチの数も増え巣脾も大きくなっているようなので、一安心。つでに巣脾が巣箱に貼り付いている個所はそっと蛸引を差し込んで切り離した。

DSCN7410.jpg 
巣脾は左側だけ巣箱に貼り付いていた

24日の入れ替えのときに貼り付いた巣脾は切り離している。こまめに切り離しをしないと上桟を取り出して内検することができなくなりそうだ。そうなっては上桟式の意味が大半なくなってしまう。

DSCN7414.jpg 
手前は屋根を外して下ろした1~2段目、奥は継箱する3段目

DSCN7417.jpg 
巣箱3段+巣門段

DSCN7419.jpg 
16:25 3段目の様子

夜、巣内を撮影してみた。左側は巣の奥(巣門と反対側)で、あぶれたハチが数匹見られるだけで、ハチたちは1~2段に収まっているようだ。上桟が巣脾を潰した様子もないので、棒での触測?どおり巣脾は境界を超えていなかったのだろう。

1段目も2段目もまだ巣脾が作られていない上桟が残っている。今後、巣が成長して、1~2段が満杯になったとき、はたして3段目に巣作りを進めてくれるか、それとも、去年のように逃去してしまうのか。ただ、去年は1~2段から巣脾を3段へ下ろすという操作は試みていない。それをやれば、3段目にも巣を伸ばしてくれるのか、はらはらしながら見守っていくしかない。

ヤマザクラ群の2段目に上桟をセットする

今季に捕獲した2群は上桟式の巣箱に営巣している。いずれも巣箱2段に巣門段の3段構成だ。待ち箱としても使ったので上から2段目には上桟をセットしてない。今後も上桟式の巣箱で飼育するためには、2段目にも上桟をセットする必要がある。

その際、ただ1段目を持ち上げて2段目に上桟をセットするのではなく、すでにある程度の巣作りができている1段目の上桟の中から卵や幼虫の居るものを2本、2段目へ移す。

ヤマザクラ群

DSCN7305.jpg 
左側は見台。上桟をセットした巣箱を用意しておく

巣脾が巣箱の側面に固着していることが予想されるので刃を落とした蛸引きを用意した。

DSCN7308.jpg 
蛸引き

DSCN7309.jpg 
巣の奥から1、2枚目を引き抜き見台に置く

奥から1、2枚目の巣脾は難なく引き上げることができたが、3枚以降はすでに巣箱の側面に糊着していたので、蛸引きで切り離した。

DSCN7310.jpg 
3枚目 すでに巣脾は25cmほどまで伸びていた 先端部まで有蓋蜂児の巣房がある

3枚目の巣脾を巣箱から切離して見台にセットしてみると長さが25cmほどあった。しかも、先端部分まで有蓋蜂児の巣房がある。巣箱1段は18cmしかない。長さを18cm未満にカットすると、有蓋蜂児が犠牲になる。カットした巣脾を上桟に取り付けて巣内へ戻す手もあるが、今回、そこまで準備していなかった。ここは、上桟のセットは諦めて、取り出した巣脾付き上桟を元の巣へ戻すことにた。

DSCN7311.jpg 
取り出した上桟を元巣へ戻す

DSCN7312.jpg 
どうもお騒がせしました

今後、ヤマザクラ群の巣箱をどう管理するか、しばし悩ましい。

巣脾の成長は予想以上に早い。これでは10日遅れで捕獲したカキノキ群も上桟をセットしたほうが良さそうだ。

カキノキ群

こちらはまだ巣脾の固着はなかったが、巣脾の長さはすでに18cmを超えているものが3枚あった。

DSCN7313.jpg 
巣脾の長さ蛸引きで18cm内にカット

DSCN7317_2018052109494740e.jpg 
新しい巣脾 じつに美しい

カットした巣脾は1段目へ戻し、その他は2段目へ移した。

DSCN7316_201805210944090bb.jpg 
2段目を元に戻す

夕方の様子

いずれも荒療治だった。夕方、その後の巣内の様子を撮ってみた。

DSCN7347_201805210944115b7.jpg 
ヤマザクラ群

DSCN7341_20180521094410dfc.jpg 
カキノキ群

とりあえずどちらも落ち着いているようで一安心。

しかし、解決すべき問題は差し迫っている。ヤマザクラ群は巣脾をカットして上桟式営巣を続けるか、あるいは落下防止棒を入れて重箱式に切り替えるか。カキノキ群もすでに2段目の巣脾長が巣箱の高さ18cmに達している。さらに3段目を継ぐべきか、あるいは巣門段を巣底に差換えて2段で営巣さすべきか?
OJer

清見寺 五百羅漢

OJer

OJerBlog更新:2016/11/30

西蓮寺大銀杏黄葉2016

最新の記事
過去の記事

全記事のリンク

ご近所ブログ
最新のコメント
カテゴリ
検索フォーム