注油不要のチェーンとは?

外浪逆浦の堰堤でチェーンを修理するのもいやだから早めにチェーンを交換することにした。あれこれWebを漁っていると、「注油不要の自己潤滑チェーン」というのが目に飛び込んできたが、アマゾンで5,000円以上する。いま浜風で使っているのはシマノの1,400円くらいのチェーンだからだいぶ高い。しかし、頻繁にチェーンにワックスを塗るは面倒なので思わずこれに飛びついた。

DVC00001_20131007195957b47.jpg
注油不要?というチェーン

届いた実物を見ると、チェーンにべっとりと油性の保護材が塗ってある。これじゃあ機械油を差すのとと同じだ。少し走れば泥や砂に磨耗した金属が混じってチェーンに付着して真っ黒になる。せっかくワックスにしてさっぱりしたのに何にもならない。自己潤滑っていったい??? いろいろな方法があってよくわからなかったが、金属の分子構造に潤滑成分を浸潤させてあって、それが浸みだしてくるらしい。

チェーンのディーラーに、この保護膜はどうすればいいのか問い合わせたが返事がなかなか来ないので、見切り発車で保護剤をパーツクリーナーで洗浄してワックスタイプの潤滑剤を塗った。自己潤滑だから要らないはずだが、パーツクリーナーで油脂を完全に落とすとキシキシになるのではとの不安があった。

忘れた頃に来たディーラーの回答は、保護剤はそのままで構わない、別に除去する必要はない。気になるなら拭き取ってくれという…………だってだって、もうやっちゃったんだもん。

メーカーBBBのHPで製品説明を見てみると、おおよそこんなことであった。

●注油は不要
●チェーンとギアとの摩擦で自己潤滑する(加圧でチェーンから潤滑剤が滲み出す)。
●乾燥した気候なら1,500キロまでメンテは不要。
(寿命が3,000キロとすると後半は潤滑が必要になるということか?)
●泥などで汚れて洗浄した場合は、自己潤滑による潤滑剤も洗い流される。
●その場合は、潤滑剤を差すか、あるいは、自転車を漕いで摩擦によって自己潤滑させる必要がある。
●したがって、残念ながら(!!!unfortunately!!!)注油不要はメンテナンス不要を意味しない。

まあなんだか分かったような分からないような???

で、しばらく乗ってみた印象。

●シフトミスは断然、減った。(これは大半、新品で伸びがないせいだろう)
●シフト操作が軽くなったというより、滑らかになった感じ。
●チェーンは軽くなったが、その効果はあまり感じない。

チェーンを換装してから台風が来て逆吊りの浜風のチェーンも濡れた結果、すぐに錆が出た。しかし、錆が出たのはリンクのプレート部分で回転に関係するローラー部分には錆は出ていないようだ。

DVC00003_20131007195958f81.jpg
プレートは見事に錆びているが、ローラーに錆はない

当然、シフト操作が快適になり、多少はメンテが軽減されたか? これが価格差に値するほどの効果であるのかは疑問だが、いまのところ不満はない。

チェーンの伸びを測る

連日の40キロ走でチェーンの伸びが気になるようになった。それは注油しているときのリンクのローラーの遊びで視認できるし、走行中のシフトの失敗が多くなったことでも体感できる。チェーンの寿命について資料があるか調べて見た。

こういうときは、自転車探検!のサイトが一番頼りになる。寿命を決める一番の目安はチェーンの伸びだが、上記サイトに「チェーン伸び」のページがあって、詳細に説明がある。

これによると「平坦舗装路における走行距離2,500~3,500kmで寿命になる」らしい。いまの浜風のチェーンは多分、その範囲に入っているだろう。

チェーンのリンクは金属だから、通常の意味では伸びない。原因はピン(軸)と軸受が磨耗して厚みが減り、見かけのピッチ(ピンの間隔)が伸びて、その累積がチェーンの伸びとなる。

リンクのピッチは変速段数に関係なく同じ(12.7mm)だから、チェーンのなかから10リンク程度をサンプリングして長さを計測し、理論値と比較すれば伸びが計算できる。理論値からの伸びがおおむね0.7%以上で要注意、1%になると寿命だそうだ。

チェーンの伸びを調べるチェーン・チェッカー(呼び名はメーカーでいろいろ)という器具もある。試しにこんなものを買ってみた。正価600円。大手の自転車チェーン店でも在庫してなく、取り寄せてもらったらひと月かかった。成りゆきでそうしたが、アマゾンのほうが630円するが、早かったかもしれない。実質送料が30円???(2013/10/06時点)

DVC00001_201310060930361e6.jpg

上の写真で、左側の大きな突起のある端に.75、1.0と刻印してある。もちろん伸びの%値を示している。右側の小さい突起をチェーンの任意のリンクに差し込み、10個だけ分離れたリンクに大きな突起が差し込めるかどうかを見る。たとえば、1.0の側がすぽんと入ればチェーンの伸びは1%を超えているので要交換。また、.75の側が入らなければ、まだ使えることになる。.07側に入るが1.0側には入らないときは、近々交換しましょうとなる。

DVC00002_20131006093037789.jpg
0.75%以上の伸びがある

浜風で実測してみた。リンクにより摩耗は均一では内から、サンプルカ所でいろいろだったが、おおむね伸びは.75を超えていて、なかには1.0がゆるゆるという部分もあった。

DVC00003_20131006093038a0d.jpg
突起のほぼ根本まで突起が入る 伸びは0.75%以上ある

DVC00004_20131006093040a7d.jpg
これ以上突起が入らない 伸びは1%に達していない

結論として、浜風のチェーンは「可及的速やかに交換を要す」となった。

新しいサドル

サドルを新しくした。いままでのよりやや縦長のタイプにした。以前から、長距離を走ると腰の位置を後ろにずらして座ることが多かったからだ。価格は2,000円もしないもので、サドルカバーでさえそのくらいするから、ほとんど下限の価格だろう。そう長持ちはしないだろうから、気に入ればもうすこしまともなものにするかという魂胆。

DVC00013_2013100420434050e.jpg
新旧のサドル どちらが新しいか説明はいらないだろう

こうして並べると、古いサドルは幅広でぼってり厚い感じがする。新しいほうはスリムでシャープだが、なんだか座るとすぐ尻が痛くなりそう。

DVC00014_20131004204341bfb.jpg
あきらかにプロフィールが違う

DVC00016_201310042054130e5.jpg
新サドルと交換

新しいサドルに座ってみると予想どおりまず固さを感じる。数十キロ走ってみたが、いままで尻に感じていた圧迫感があまりない代わりに、ゴツゴツと衝撃がくる。尻と座面の接触面積の違とワタの厚みの違いだろう。しかし、不思議なことに痛みは思ったほどない。それに尻を余分に後ろにずらせるので、これまでより姿勢が楽になった。幅がせまくなったせいで、サドルバッグが腿の裏側に触れるようになって気になったが、座面の前後の角度を調整したら気にならなくなった。

安物買いの何とやらにならずにすんだようだ、ふっつふっつふ。

サドルバッグの重さ

このところ所用あって、連日、浜風で40キロほど走っている。はじめはさほどの距離ではないと思っていたものの、猛暑のぶり返しと、いささか張り切って飛ばしすぎたせいか、積算距離が500キロを超えるころになると、そうとう疲労が蓄積してきた。

そこでまず荷物の軽量化に思い至った。いつも背負っているザックには、浜風の緊急修理用の工具やスペアチューブ、懐電などを放り込んである。これらをダウンロードしてサドルバッグに移してみることにした。

サドルの後ろにぶるさがるバッグなのだから、そんなに大きなものはない。あれこれ探してこんなものを取り付けてみた。

DVC00008_20130918210458863.jpg
サドルバッグ
本体同様、20年近近く使ったサドルの破れが痛々しい

DVC00005_20130918210501372.jpg
サドルバッグ収納の工具や懐電

これが意外なほど効果があって、体も走りも軽快になったような気がする。無意識に背中に感じていた圧迫感から解放されたのがよくわかる。こんなに重いものを背負っていたのかと驚くほどだった。

しかし、念のため中身ごとサドルバッグを計量してみたら、なんと1.5キロもなかった。こんなにわずかな重量をこんなに負担に感じていたのかと、いささか落胆した。背負った物のこの程度の差などあまり気にしたことはなかったのだが…………

まあともあれ、40キロランはまだしばらく続きそうである。

浜風 台風対策

台風18号が関東地方を縦断しそうなので、あれこれ準備をした。浜風はかくの如し。
 
DVC00001_20130916110034657.jpg
台風 待避姿勢 サドルにも雨具でビニール袋を被せた

玄関の庇の梁から吊り下げて、アンコウの逆吊りのごときありさま。じつは台風に限らず、浜風は日常的にこの状態でここに固定してある。

チェーンのオイルが切れたので、偶然、ワックス系のさらさらの潤滑剤に替えてみた。「偶然」と書いたのは、たまたま自転車専門店のそばを通りかかって、オイルのなくなったことを思いだして買ったからだ。適当に選んで店員にチェーン用だよねと確認した(こちとら老眼で説明文が見えない)。店員氏は即答はできず容器の説明をしばし眺めてから「はい、そうです」との応え。120mlが1,050円とはいやに高いオイルだ、さすが専門店は物も値段も違うのかなあと思いながらも、それなりの効果はあろうかと期待して購入した。

家へ戻って説明を読んで見ると「自転車用ワックスタイプ潤滑剤」とあった。ワックスタイプの意味が分からずあれこれ調べて見ると、普通の機械油とは違い、チェーンに塗布して乾燥させてから使えとある。結局、店員氏も「自転車用…潤滑剤」の文言でYesと応えただけで、油性との違いは認識していなかったということが、これで判明した。ま、最近の専門店はこんなレベルである。面倒なことには、いままで使っていた機械油を洗浄しないとこのワックスは効かない。ただ、オイルを買い足したつもりが、チェーンを外してパーツクリーナーで脱脂洗浄する羽目になった。

しかし、このワックスがすこぶる快適。チェーンのシフトなどがとても軽やかになった。それに、黒い飛沫がホイールに飛んだり衣類に付着(このシミは非常に取れにくい)したりしない。もちろん指でチェーンを触れば汚れはするがべたっとへばり付く感じではない。

しかし、弱点はあって雨に弱く、濡れるとすぐにサビが出る。その対策でこの収納位置となった。駆動系を高く持ち上げているので吹き降りは諦めるにしても、普通の雨なら濡れない。

DVC00007_20130916110037148.jpg

普段は柱に固定する紐は1本だけだが、台風・耐風用に3本とした。

DVC00008_20130916110039f2e.jpg
前輪にスタンド 普通はしないよね
OJer

清見寺 五百羅漢

OJer

OJerBlog更新:2016/11/30

西蓮寺大銀杏黄葉2016

最新の記事
過去の記事

全記事のリンク

ご近所ブログ
最新のコメント
カテゴリ
検索フォーム