はじめて巣の中を見る

現在4段構成の巣箱の中は、実際に巣が作られているのは1、2段目だけ。3、4段目は空で、4段目には観察用の扉が付いている。

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巣が作られているのは1、2段だけ。3段、4段目は空

巣内を観察するときは屋根を外して一番上から上桟越しに1段目の巣板を見るか、一番下(4段目)の観察扉を開けてカメラで撮った映像を見るしかない。3段目にまだ巣は作られていないから、カメラに写っているのは上桟とそこに集まっているハチたちである。要するに1、2段目の内部は営巣以来いまだ見たことがないのだ。

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屋根を外して1段目を見るか            扉を開けて3段目を撮影するか

ところで3段目以上の上桟は以前に設置したもので、自分なりに考えて結論に達した上桟の幅22mm、スペーサー6mmの条件に合っていない。1、2段目は巣が作られているので変えようがないが、3段目は空だから巣箱を最適の条件のものに差し替えることができる。

そこで3段目を差し替えるついでに、段間の隙間もテープではなく袴に変更することにした。

巣箱差し替えの手順としては、1、2段目を屋根ごといったん脇に置いた仮置き台に移してから、3段目を新しいものと差し替える。このとき、仮置き台に扉つきのものを用意して2段目を下から撮影しよういう魂胆。

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仮置き台を用意                  屋根ごと2段、2段を台の上へ

屋根ごと1、2段目を抱きかかえて、仮置き台にそっと置く(写真上右)。貯蜜があるからけっこうな重さがある。ハチたちが飛び出してくるかと思ったが静かなものだ。剥き出しになった旧3段目は巣門の前に降ろす(写真下)。

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旧3段目                     巣門前に置く

旧3段を巣門前に降ろしてもハチたちは騒がない。いずれ巣門から巣内へ戻るだろう。

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はじめて見る2段目の内部

ハチたちが作った巣の全容を見るのはこれがはじめて。ハチの数が多いのか少ないのか判断基準がないのだが、まあまあというところか。嬉しかったのは巣箱の側面と平行に7列の巣板が整然と作られていたこと。

四角い巣箱でフラットな天井の場合、ハチに自由に巣作りをさせると、四角の対角線向きに巣板が並ぶのが普通だ。写真のような巣板の並びは、設置した上桟に合わせてハチが巣作りをしてくれたということ。上桟だけで、垂直方向の半枠もない。上桟による方向付けだけで、このように巣作りをしてくれることが確認できたことになる。(ただし、2段目はまだ上桟幅22mm、スペーサー6mmより広い巣板間隔である)。

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差し替える新しい3段目              差し替え後の3段目内部

さぞかし騒動になるかと恐れていたが、新旧3段目巣箱の差し替えはあっけないほど簡単にすんだ。同じ造りの仮置き台を用意したためか、1、2段目を屋根ごと仮置き台へ移してもあわてて飛び出すハチはいなかった。新3段目に交換し、その上へ戻すときもなにごとも起きなかった。

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新しい3段目と袴に替わった巣箱

これで3段目に新しい充実した巣が作られれば、最上段の採蜜ができるのだが、はたして…………

巣箱の袴

ニホンミツバチの巣箱は、ただ四角い枠を積み重ねただけのものだ。素人の工作だから、上下の箱と箱の間に隙間ができることがある。和バチはわずかの隙間でも気にするらしい。セイヨウミツバチのようにプロポリスを集めないので、隙間を塞ぐ手立てが和バチにはないのだ。隙間を塞ぐためにこれまでガムテープを使ってきた。

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和ハチの安住のため、重ねた巣箱の段間の隙間はガムテープで密封

しかし、どうもテープは見てくれがよくないし、一度剥がすと再利用ができない。以前から、ここを取り外しできる袴(木枠)にしようと考えていた。

普通はロの字型に木を組んで枠を作るが、試しにL字型の枠を2つ組み合わせてゴムで留めようと思う。ゴムは浜風の古いチューブを輪切りにしたものを使う。

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L字型の枠を2つ組み合わせてゴムで留める

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左側の巣箱のテープを袴に交換してみた

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袴を装着したところ

L字袴は、思ったよりピッタリと巣箱の隙間を覆った。ロ型の袴にしてしまうと袴の位置決めに留め木を巣箱の側面に付ける必要があるが、ゴム止めなら袴の位置は自由に調整できる。未熟な細工のロ型の袴よりも、L字型をゴムで合わせたほうが密着度も高いかもしれない。最下段の黒いテープは、ここが扉だから。待ち箱でなければこのテープも外すことができる。

まあ実際に採蜜や巣枠の点検などの作業をしてみないと分からないけどね。

偵察バチ、去る

追記 2017/05/22
あとから思いついたのだが、あれほど偵察バチを集めたのに本隊はなぜ来なかったのか?
もしかしたら本隊は人が飼育している群であって、分封球を作ってわいわい策定を進めている過程で、この巣への移動がほとんど決まった時点で捕獲されてしまったのではないか。そうとでも考えないと、こちらの気持ちが収まらないのである。

早朝数匹の偵察バチが見えたが9時ころをピークに減り始め10時を過ぎるとハチの姿はまったくみえなくなった。2時を過ぎても変化はない。残念ながら「ミツバチの会議」はこの巣箱を選ばなかったようだ。

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あーあっ、「ミツハチの会議」に却下された巣箱

偵察バチ来訪す

これまでのように毎日いくどとなく分封の気配を探り、定時に逃去防止器を着脱する必要もなくなった。いささか無聊を託つ気配なきにしもあらずのところ、本日、ルアーを吊しておいた待ち箱(ラングストロース式巣箱7枠)の巣門にハチの出入があった。



偵察バチに気づいたのは2時ころ。時間的に本隊が本日中に来ることはないだろうが日暮れまで途絶えることなく来訪は続いた。明日からせっせとチェックしなければならない。

もし本隊がこの巣箱を選んでくれれば、無聊どこへやらとなるのだが。

花粉の搬入が急増

昨日から花粉の搬入が急増した。帰巣するハチのすべてが花粉を帯びていることさえある。


2017/05/16

このコロニーの現状について考えてみた。


分封翌日の51日に女王が羽化したとしよう。5月7日くらいから交尾飛行(未確認)が数日あり、その後数日で産卵を開始したとする。交尾飛行と産卵開始までの期間がいずれも3日を要したとすれば5月13日には産卵が始まっている。働きバチの卵は3日で孵化するから5月16日には給餌が始まることになる。おっと、ピッタリ合うな。

 

一方、旧女王は430日に巣を出ている。離巣に先だって産卵は徐々に抑制されるが、ぎりぎり30日に産卵したとして、その卵が女王になるには約15日を要する。つまり5月15日には羽化する。昨日分封がなかったということは、もう分封は起こりえないことになる。


今後は逃去防止器を外すことにした。


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もう逃去防止器は付けない


このコロニーでは分封は1回しか起きず、残念ながら分封群は捕獲できなかった。しかし、それによって女王の新旧交代は実現した。今後は新しい女王によって旺盛な活動を期待しよう。


そろそろ分封の季節も過ぎようとしているが、3台設置した待ち箱にもいまだ偵察バチの気配はない。ちょっと寂しい気分のこのごろである。

OJer

清見寺 五百羅漢

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OJerBlog更新:2016/11/30

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