1群を整理

やはり1群は崩壊した。

DSCN5889.jpg クモの巣のようにスムシが巣を広げている

ハチはまだ残っている。可哀想でももうこの先の見込みはない。ハチがすべて姿を消すまで待てば、巣箱はスムシに占拠されて荒廃する。整理するしかない。普通はニホンミツバチに燻煙は使わないが、手早くハチをどけるため燻煙を使用した。

DSCN5940.jpg 1番目の巣箱の巣はほとんど空だった

DSCN5941.jpg 2番目の巣箱にはハチとスムシが混在していた

DSCN5942.jpg 整理終わり

きれいな巣は溶かして蜜蝋にし、スムシに荒らされた巣は焼却処分する。

DSCN5946 - コピー 隣の2群へ集まった1群のハチたち 運が良ければ2群に受け入れてもらえるだろう

巣箱の蓋を交換(Warre-Heaf式屋根)

これまでニホンミツバチの巣箱の蓋はWarre巣箱のサイズを縮小した「切妻屋根+キルト」を組み合わせたものを使っていた。プロジェクトから預かった巣箱もこれ式の屋根にしようかと思ったが、切妻の工作をするのけっこう手間がかかる。そこで今回は、フランス人のWarreが考案した屋根の部分を、イギリス人の養蜂家のDavid Heafがモディファイした「蓋+キルト」を和バチの巣蓋と交換することにした。この蓋とキルトのセットをWarre-Heaf式屋根とでも呼ぶことにしよう。

木材は12mmの野地板を使い、厚みの必要と思われるキルトと蓋の天井については2重にして24mmとした(野地板の表面は粗いので実質25mm以上になる)。

DSCN5725.jpg Warre-Heaf式屋根 内側に打ち付けた角材でキルトと天井の間に空間を作る

オリジナルは蓋の上半は金属薄板で覆い、通気のために各側面に24mm径の穴を開けて内側に防虫ネットを張る。今回使用するのは、通気性のよい杉板であり、金属薄板は使わずに、ポリカの波板を載せるから、穴は省略した。

DSCN5732.jpg DSCN5733.jpg
麻布を底に張る                  中にもたっぷり麻布を詰める

DSCN5734_20171105230053150.jpg 右の巣箱の蓋を交換

DSCN5735.jpg DSCN5737.jpg
蓋の中はビショビショ               この上にキルトを置く

DSCN5738.jpg キルトを置く

DSCN5739.jpg 蓋を被せる

これにポリカの波板を載せれば完成。

実はこの巣箱のハチは長雨で児捨てを発症し、危殆に瀕している。さらに悪いことに、この時期にオスが生まれているのだ。一番可能性の高いのは女王の事故である。そうなるともう、打つ手がない。

DSCN5741.jpg DSCN5790.jpg
児捨て 個体数も激減している           個体数が激減

可哀想だが、おそらくはこの群はこの冬を越せないように思う。

追っかけ給餌

今朝巣箱を覗いてみると、案の定、砂糖水は空っぽだった。明日は、さらに天気が悪化する。給餌をせずばなるまい。
 DSCN5603.jpg皿は空っぽ 

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さいわい溺死者は1匹もいない

DSCN5605.jpg DSCN5608_2017102114214753f.jpg
またたっぷりと砂糖液を満たしておく

台風が過ぎ去るまでしばしの我慢だ。

給餌

セイヨウミツバチと違ってニホンミツバチの場合は、なるべく余計な世話は焼きたくない。しかし、こう天候不順がつづくと、そうも言っていられない。

給餌することにした。お湯1lに砂糖を1キロ溶かすと約1.5lの砂糖水ができる。それを半分ずつ給餌した。植物の鉢の受け皿にプラのフロートを浮かべ、皿の壁とフロートの隙間に割り箸を置く。皿やフロートの汚れは、ハチのスリップ防止のために蜜蝋を塗ってあるからだ。

DSCN5590.jpg 
DSCN5595.jpg 1群は巣門が外れるので前から

DSCN5594.jpg 2群は背面に引出があるので後から

たぶん、明日には空になっている。もう一度給餌することになろう。

朝の巣箱

ひさびさの快晴で気持ちがいい。朝、巣箱を見に行くとニホンミツハチたちが元気に出入りしていた。

DSCN5542.jpg 2群

せわしげに防御ネットを歩き回るもの、矢のように花を目指して飛び立つもの、脚に黄色い花粉の団子を付けて帰着するもの。しばし見とれる。


1群


2群

ふと気づくと、やや小型のオオスズメバチが巣箱背後のコナラの幹にとまっている。

DSCN5555.jpg 
オオスズメバチはしばらく幹の表を歩き回っていたが、やがて飛び立ってぼくの顔をかすめて旋回し巣箱へ向かった。ハチは巣門へは行かず、仲間がすでに犠牲となっている、巣箱の屋根に置いた粘着トラップへ向かう。

降り立てばすぐに脚が粘り着くのに、それでもすでに息絶えている仲間の骸へ近づこうとする。これが共食いのためなのか、仲間のフェロモンに引き寄せられているのか分からない。

脚にからみつく粘着剤を嫌っていったんトラップから離れようよするが、まるで吸引磁場があるかのように縁のところでUターンして仲間のそばへ戻ろうとする。何度かこれを繰り返すうちに6つの脚のすべてに粘着剤がへばり付く。ハチがもがけばもがくほど化学物質が粘菌のようにハチの肢体を絡め取る。このハチの運命は決まった。

DSCN5553.jpg   
OJer

清見寺 五百羅漢

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OJerBlog更新:2016/11/30

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