「金之助」、多難

ナツメ金之助は多難だ。

幾度となく、近所の廃屋に生えていたナツメの枝を頂戴してきて、挿し木を試みていた。これがけっこう難しく、なかなか成功しなかった。

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挿し木の試み

それがやっと成功し、やれ嬉しやと「金之助」と命名して見守っていた。

しかし、成長するにおよび葉の形がはっきりしてくると、これはナツメではないと気づいた。ナツメを挿し木した脇にビワがあり、その実が落ちて芽生えた幼木が金之助の実体だった。

ビワの幼木 ビワ2
ナツメの挿し木が成功?               しかしビワだった

もうそのころには廃屋も取り壊されてナツメの木も跡形もなく始末されてしまった。ついに去年の7月にナツメの苗を通販で購入して定植した。

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このナツメはすくすくと生長した。

落葉樹なので、冬には葉を落とす。今年の春先にはまた青い葉を一杯に茂らせてくれると思っていた。春の日射しが強まり、他の落葉樹がいっせいに芽吹きだしたというのに、金之助は細い幹にさむざむしく棘をいからせているだけだった。金之助の周囲の地面を踏みしめるとボコっと沈む。

モグラだ。

やつめの通路が根張りを崩して金之助を枯らしてしまった。もう手遅れとは思ったが、根の周囲を踏み固めてしっかり根が泥に馴染むようにしておいた。

5月になり諦めて金之助を始末するかと目をやると、ちいさな若葉が数枚ついていた。地固めが効いたのか金之助は復活したのだ。

ところが先日、雑草を刈りながら金之助に近づくと、幹が途中でポッキリ折れていた。

今度は昆虫だ。

ガの幼虫だろうか。まだ細い若木の幹を食い破ってしまったらしい。

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金之助、多難!!!                 虫食いの穴

それでも、折れた場所より下に確りした枝が2本残っていたので、なんとかなりそう。その上の折れてしまった幹は、一晩水あげをして4本ほどに分け、弱って虫食いだらけになっていた近くのネズミモチを整理して、そのあとに挿し木をした。

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折れたカ所で伐り、葉を梳かした           脇に挿し木

これまでの経験でナツメの挿し木の難しさはわかっているがせめて1本でも残ると、この庭もにぎやかになりそうなのだが…………

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OJerBlog更新:2016/11/30

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