サンショウあれこれ

うちにはサンショウの木が2本ある。1本は浜風で通りがかった神社で、参道脇の野原に生えていた実生を頂戴してきたもの。もう1本は近所の廃屋に生えていたサンショウの枝を失敬してきて挿し木したもの。サンショウの挿し木は難しく、いやというほど試みてやっと一昨年に挿したものが成功した。

最初に実生を植えたものはいまだに花も実もならない。サンショウは雌雄異株で、花が咲かないから断言はできないが、初代はオス株だろうと思う。どうせなら実も欲しいので、近所の廃屋で見つけた実のなっているサンショウを何度か挿し木してやっと成功したのが2代目になる。2代目はまだ3年目で花は咲いていない。

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初代 実生を移植2代目 挿し木で成長

で、昨日のこと、直蒔きで育ったオキナグサの周囲の草を刈っていて、あれっと思った。オキナグサの葉に隠れて、どうもサンショウの幼木のようなものが生えている。しかもよく見ると2本ある。

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オキナグサに紛れてサンショウの実生が2本

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さっそくオキナグサを少し避けてサンショウが成長しやすいようにした

それにしてもなぜサンショウの実生がここに? すでにある2本はまだ実を着けたことがないから、考えられるとしたら鳥の糞に含まれていたものが芽生えたことくらいか。しかしサンショウを喰う鳥がいるのかな。サンショウクイという鳥はいるが、あれは鳴き声から来ているようだし。

朝倉ザンショウ
ところで、サンショウの初代と2代目は同じ種類とおもえないほど木の大きさも葉の大きさも違う。香りも2代目のほうが強い。あれこれ調べて見ると、どうやら庭木であった2代目は朝倉ザンショウという栽培種らしい。兵庫県の朝倉というところに自生していたサンショウが、トゲがないか少なく、葉や実が大きくて、香りが高くしかもくどくない。さらに、雌雄同株だから1本だけでも結実するという、願ってもない性質を持っていた。そのため栽培種として普及したというのだ。偶然とは言え、それなら当方にとっても願ってもない。

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葉の比較 上が初代

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初代 幹に多数の長いトゲがある2代 枝の根元にだけ小さなトゲ

これで来年、2代目の花が咲いて結実すれば言うことはない。ただ、サンショウは理由もなく突然枯死するそうで、念のため2代目から挿し木を取って次の世代を育てておいたほうがいい。さて、そうなると昨日発見した2本の実生をどうするか。実生が無事育つか、2代目に実が生るのか、捕らぬタヌキの何とやら…………

ああ、それにしても、このサンショウでサクラマスの押し寿司を作りてーなあ!

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OJerBlog更新:2016/11/30

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