キャロラインならキャーァツと叫ぶ

我が家の近くにあるただ一軒のスーパーにはこんなものが並んでいる。

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ヒレブツ

この店ではイルカはれっきとした食用魚介類として陳列ケースの定位置を占めている。埼玉から引っ越してきた当初は、さすがに海辺の集落だと感銘を受けた。

都会の住人には馴染みがないだろうがイルカを常食する地域は少なくないようだ。当方もイルカを食すと初めて知ったときは驚愕した。それが、場所もあろうに埼玉より海から遠い群馬の山中の草津だった。そのころ、以前勤めていた会社兼山の仲間と一冬に何度となく草津にスキーに出かけていた。旧会社の寮があったからだ。一日の滑りが終わると、近くにある小さな食品店から材料を仕入れて自炊の宴会というのが常だった。山仲間はそれぞれに料理は得意の分野があって、仕入れから調理まで好き勝手に担当して楽しんでいた。

あるとき、仲間の1人が強烈な臭いのする変わった鍋?を作った。伊豆諸島のクサヤ、あるいは実体は知らないが近江のフナのなれ寿司、スカンジナビアのシュールストレミングに劣らぬ個性的な臭いとでもいおうか。その臭気の主がイルカだった。別に発酵したものではなく生の脂や肉の本来のものらしい。彼が子供の頃に住んでいた静岡では普通に食するのだという。

こちらへ引っ越してきて間もなく、凡庸な品揃えの近所のスーパーでイルカを見たとき、懐かしさにかられて一度だけ買って調理してみたことがある。しかし、お手上げだった。食べ物の好き嫌いは各人の生来の味覚に加えて育ってきた風土の影響に寄るところが大きいだろう。好みに合わない食習慣ならやり過ごせばいい。目くじら立ててそんな習慣は止めろと他人が口を出すことではなかろう。

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OJerBlog更新:2016/11/30

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