eTrex30を手なずける(地図を作る その6 バーズアイ;【gsijnx】で地理院地図を

Yahoo!  地図は便利に使えそうだが、山となれば地理院地図が頼りになる。【ymapjnx】の兄弟ソフト【gsijnx】を使うとその切り出しができるのだ。

【ymapjnx】Garmin BirdsEye JNX 作製ツール

ここも亀氏のサイトが原典。
GPSにYahoo!地図を表示する その6、電子国土地図を表示する

すでにymapjnxで動作環境は整っているので、すんなり行くかと思ったが、結構手間取った。最適な縮尺の対応がなかなかつかめなかった。

最初に???になったのは拡大レベルの意味である。

# [7.5, 15, 30, 60, 120, 240, 480, 960, 1920, 3840, 30720]

Yahoo! 地図では20段階の縮尺レベルとの対応がわかりやすかったが、コリャなんじゃ。例によってあれこれWeb漁りをした結果、当然だが、国土地理院のサイトに解答があった。

タイルサイズと縮尺範囲(分母)
タイルサイズ 縮尺下限 縮尺上限
7.5  0 6,000
15  6,000  10,000
30  10,000  15,000
60   15,000 22,000
120  22,000  28,000
240  28,000  38,000
480  38,000  100,000
960 100,000 200,000
1920 200,000 400,000
3840 400,000 1,000,000
7680 1,000,000 3,000,000
15360  3,000,000 10,000,000
30720 10,000,000 100,000,000
61440 100,000,000 なし

国土地理院のWeb地図では、画像タイルを幅300ピクセル(縦は緯度依存)としてあり、地図の1タイルは縮尺によっていくつの画像タイルで構成するかが決まっているようだ。たとえば、タイルサイズ60は相当する縮尺の地図(1万5000~2万2000)では60画像タイルが1タイルになることを示している。

gsijnxの設定ファイルgsi_config.txtのサンプルに北アルプスを含む緯度経度が設定されていたので、それをそのまま使ってみた。

# 緯度経度 その1 北ア北東端
latlon1 = (36.0367116666667, 137.421146111111)
# 緯度経度 その2 北ア南西端
latlon2 = (36.8453886111111, 137.932010277778)

サンプルにあったスケール30の画質があまりピントこなくて、あれこやってみたが、jpgの画質調整の効果はほとんどなかった。

いろいろ試行錯誤したが、画質はスケール15が圧倒的に良い。もちろんデータ量も多く(1.4ギガ)てダウンロード時間はかかったが、一度やっておけばキャッシュに残るのであとの加工は楽になる。SDカードは32ギガを使っているので容量的にも問題ない。Windowsはぶつぶつ文句を言っているが、eTrex30では支障なく読める。もちろん、eTrex30にセットしたSDのI/Oはやたらに時間がかかるから、外付けのカードリーダーを使っている。抜き差しが面倒だが時間的にははるかに早い。

しかし、しばし悩まされたのは、スケール15を単独で見るときれいなのだが、スケール30などといっしょにするとダメなのだ。

62.png 67.png
スケール15 他のスケールと混在

66.png 70.png
スケール15の拡大 他のスケールと混在

原因はオバーレイにあることは見当がついたので、displaynone =を使った。
scalelist = (15,)
switchlevel = {15:"120m"}
displaynone = (960, 480, 240, 120, 60, 30, 7.5, )
つまり、スケール15のときは、他のスケールのタイルはオバーレイするなという意味だ。試していないが縮小率の大きい方は設定する必要はないかもしれない。

結局、960, 480, 240, 120, 60, 30, 15のそれぞれを1ファイルにして7つファイルを作って、各ブロックのコメントを外しながら、実行した。
#scalelist = (15,)
#switchlevel = {15:"120m"}
#displaynone = (960, 480, 240, 120, 60, 30, 7.5, )

#scalelist = (30,)
#switchlevel = {30:"200m"}
#displaynone = (960, 480, 240, 120, 60, 15, 7.5, )

#scalelist = (60,)
#switchlevel = {60:"300m"}
#displaynone = (960, 480, 240, 120, 30, 15, 7.5, )

#scalelist = (120,)
#switchlevel = {120:"500m"}
#displaynone = (960, 480, 240, 60, 30, 15, 7.5, )

#scalelist = (240,)
#switchlevel = {240:"2km"}
#displaynone = (960, 480, 120, 60, 30, 15, 7.5, )

#scalelist = (480,)
#switchlevel = {480:"5km"}
#displaynone = (960, 240, 120, 60, 30, 15, 7.5, )

#scalelist = (960,)
#switchlevel = {960:"8km"}
#displaynone = ( 240, 120, 60, 30, 15, 7.5, )
これでできた7つのファイルをBirdsEyeフォルダに入れると、次のようになった。

206.png 215.png 219.png
SL960 SL480 SL480の拡大

224.png 230.png 234.png
SL240 SL240 の拡大 SL240の拡大

238.png 242.png 265.png
SL120 SL60 SL30

270.png 275.png
SL15 SL15の拡大

いろいろやってみたが、スケール15は気に入ったものの、全体としてはあまり使いそうにない気がしてきた。やれやれ。

これでeTrex30で扱える地図のうちラスター方式の2つ(.klz、.jnx)は作れるようになった。残すはベースマップでもあるベクトル方式の地図(.img)だ。

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OJerBlog更新:2016/11/30

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