eTrex30を手なずける(日本語化)

第一印象

並行輸入版には言語ごとに簡単な説明書「quick start manual」が付属するが、詳細なマニュアルは本体にPDFで保存されている。しかし、quick start manualもPDFマニュアルも日本語版はない。eTrex30の画面表示も当然ながら英語だ。使用言語はメニューで変更できるが日本語の選択肢はない。簡単な世界地図は付属しているが、日本の地名はローマ字表記で道路網も粗くほとんど実用レベルに達しない。Garminの日本サイトからマニュアル関係を見ようとすると実体は日本の代理店のサイトに移行する。このなかにeTrex30の日本語マニュアルはあるが、英語マニュアルに比べると内容は大幅に割愛されている(eTrex30Jには完全版が付属しているのだろう?)。多言語対応の機種で日本でも相当数売れているはずの機種で、しかも同じハードウェアで日本語版があるのに、いくら並行輸入とはいえ、これほど徹底的に日本語を隠蔽しているのは不思議というより不快を感じる。

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7カ国語のクイック・マニュアル なぜ日本語がない?

製品の登録(日本語化のあとで十分)

まずはetrex30をGarminのUSサイトに製品を登録する(日本語サイトではできないからね、ははは)。これにはユニットIDが必要になる。登録は必須ではないが、不正入手したわけでもないので登録しておいた。

ソフトウェアを最新版へ


次にソフトウェアを最新版にする。USサイトにWebUpdaterのページがあるので、アップデーターをダウンロードしてPCにインストールしておく。eTrex30をPCに接続してアップデーターを起動すると、最新のソフトにアップデートしてくれる。今回購入したeTrex30のソフト(憶えていないがバージョンは2.xxだった)を、アップデートすると3.40になった。このeTrex30のハードウェアは相当古いね。

eTrex30のフォルダ構造

eTrex30の場合、デバイスをPCに接続するとMass Storage(大容量記録)モードとして使うか訊いている。ここで「いいえ」を選ぶと通常のGPSナビとして使うことができる。Mass Storageとして接続すれば、一般のUSBメモリをPCに接続したときと同じで、eTrex30の内部メモリは外部ドライブとして認識される。また本体にSDを増設してあれば、それは別の外部ドライブとして追加される。

まずはバックアップ

eTrex30内部ファイルをいじる前にすべてのフォルダをPCへバックアップする。万一のときはPCから戻せばいい。

平成 26-1-16 14-47-20
eTrex30のフォルダ構造 Garmin eTrex 30(F:)が本体、GARMIN CARD(J:)が増設のSDカード

eTrex30をMass Storageとして接続したときのフォルダ構造は次のようになっている。ここではドライブX:としてPCに認識されたとする。関係しそうなものだけリストする。

Garmin eTrex30 (X:)
Doduments  各国語のマニュアル
Garmin    GPSナビとしての各種データ
ExData    フォントファイル
GPX     ルート、トラック、ウェイポイントなど
Text     メニュー用文字データ

eTrex30が使用するファイルは、既定の名前で既定のフォルダに置く必要がある。逆に言えば、ファイル名やフォルダを変えればなにをどこに置いてもかまわない。

メニューの日本語化

ぶつぶつ言ってもしかたないので、こいつを手なずける方法を考える。まずはメニューの日本語化だ。実は最初にeTrex30の電源を入れたとき、まずは言語設定を探した。このときスティックの操作を誤って東欧の言語を選んでしまった。さあ大変。初めての機種だし、メニューの文字がまるで分からないので英語に戻すことができなくなった。結局、Webで英語表示のメニュー画面を探して(PDFマニュアルには絵がほとんどない)、メニューのアイコンを頼りにもとへ戻すことができた。やれやれ。

同じ苦労をしている人は大勢いるようで、Garminの日本語化を説明しているサイトはたくさんある。それらを参考にして日本語化はできた。実際にやってみた結果、それらの説明とは違うこともあったので書き留めておく。

メニューファイル名 保存フォルダ 説明
Japanese.gtt X:\Garmin\Text * メニューのテキスト
* X: eTrex30をPCに接続したときのドライブ名

メニューファイル(メニューのテキストを定義するファイル)は言語ごとにX:\Garmin\Text フォルダの「言語名.gtt」ファイルに置かれる。出荷状態ではこのフォルダにはJapanese.gtt もEnglish.gttもない。前者は意図的に除かれているのだろうし、後者は既定の言語だから、他の言語を選択すると上書きされることになるのだろう。

日本代理店のサポートサイトにeTrex30JのUpdateページがある。ここからソフトウェアをダウンロードして解凍すると、ソフトウェアアップデート用のプログラム(GUPDATE.GCD)とともにJapanese.gttが含まれている。これを直接使うと使用許可条件に抵触する(らしいことが書いてある)。ま、参考にするのだね。.gttファイルはテキストファイルなので翻訳が気に入らなければ編集できる。明らかな誤訳というか日本語変換の間違いや、趣味に合わない訳語もある。GUPDATE.GCDは使う必要はないし、使わないほうがいい。たぶん、冒頭で説明したWebUpdater でアップデートしたほうが新しいはずだ。

72.jpg 86.jpg 96.jpg
日本語表示のメニュー

2014年9月18日追記
英語版のJapanese.gttにある下記のタグは、必ず変更しておかなければならない。

  <desc>日本語</desc> → <desc>Japanese</desc>

こうして艱難辛苦?、作成したJapanese.gttを既定のフォルダに放りこむ。日本語化はこれだけである。最初はフォントファイルがなければと思ったが、その必要はなかった。

あとはフォントの処理だ。それについてはまた…………

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OJerBlog更新:2016/11/30

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