バロア(ヘギイタダニ)がいた!!!

 →文末追記 15:40

今日、巣箱を見に行くと、巣門の前の死骸がいつになく多い。それに、ふつうなら、ややミイラ化した、あきらかに死骸であるものが多いのだが、今朝はわりに新鮮なものやまだ動いているものが少なくなかった。一昨日のシュウ酸滴下の影響を思いながら、写真を撮って部屋へ戻った。

撮った写真を見直していると「オッ、これは! 」と思わせるものがあった。

DSCN1091.jpg
中央仰向けのハチの腹に茶色い楕円形が見える さらに左下のハチの尻の下にも落ちている

裸眼で撮っているときには老眼のせいで見えていないが、ディスプレイを見るときは眼鏡を掛けるから、写真を見るとはっきり分かる。それに、カメラの解像度が高いことが決定的だ。

巣箱に戻って、サンプルを部屋に持ち帰って撮ったのが次の写真だ。
DSCN1099.jpg
バロア(ヘギイタダニ) 

この写真では分かりにくいから、沖縄の浦添養蜂所の写真を拝借すると、こんなダニだ。

無題
出典 http://urasoe-apiary.sakura.ne.jp/tenteki.html

いまや養蜂業者から購入したセイヨウミツバチでバロアのいないコロニーなど存在しないと考えられるが、目の当たりにするとそれなりのショックはある。プロジェクトの活動や文献で予備知識は得ていたが、いよいよ現実の問題として迫ってきた。

●追記

午後、また巣を見に出かけた。巣門の前の死骸はあらかた片付けられて、新たな死骸が1匹だけ残されていた。ついでのことに、巣門前の斜路を手で拭ってきれいにして、しばらく観察を続けた。

気温は13℃ほどで日射しもあるのでハチの出入りも頻繁にある。なかには、いまだに花粉を着けて帰ってくるものもいる。そのうち、巣内から出てきたハチが身を拭うような動作をして、また巣内に戻った。そのあとに、バロアの死体が残った。シュウ酸の効果でバロアが死に、それを感知したしたハチが身体から振り払ほうと出てきたのだろう。

斜路を見直すと、直前に掃除したばかりなのに、他にもバロアの死骸が1匹ころがっていた。それならと、斜路を外して巣門との間を観察すると、たくさんのバロアの死骸が落ちていた。巣内から掃除されて、この隙間に落ちたものと思われる。

DSCN1109.jpg
斜路と巣門の隙間を調べる

斜路を外して、側面を見ると、結構な数のバロアの死骸があった。

DSCN1111.jpg
あるある

DSCN1116.jpg
ここにも

これだけバロアの死骸があることは、以前からの累積を見込んだとしても、シュウ酸処置の効果によるところが大きいと期待したい。さきほどアップした、バロアを付けたハチの死骸は、ハチ自身も衰弱していたためダニとともにシュウ酸の影響下に昇天したのかもしれない。ハチが先に死ねばダニは他のハチに移動するはずだから。
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OJerBlog更新:2016/11/30

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