20年前の自転車

文末に追記 2015/12/08

といっても浜風のことではない。東京の友人から頂戴した自転車のことだ。使っていない古いMTBがあるから、要るかというので、ありがたく頂戴することにした。

その友人が奥さんとの旅行のついでに運んできてくれたのが、これである。ピッカピカ。ほとんど乗っていないのは一目でわかる。タイヤもブレーキもほとんど磨耗していない。

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20年前のパナソニック自転車のMTB 前輪にアブソーバーあり

しかし、保証書を見ると7年4月29日とある。平成だとすれば1995年、ちょうど20年前の製品だ。いくらあまり乗らなくて屋内で保存していたとしてもこれほどピカピカなのだろうか。気になったのでパナに問い合わせてみた。結果、品番からすると間違いなく平成7年製だということになった。因みに浜風はミヤタ製で1992年(H4)に購入しているから、少し先輩。20年前の製品でこんなにピカピカなら、このまま博物館行きがいいかもしれない(冗談)。

使用しているシマノのパーツで判断すると、MTB入門の中クラスというところだろうか。ただ、フレームなどは相当入念な作りで、発売の時代を考えると、もう少し上のクラスかもしれない。

ちょっと、手持ちで運んでみると浜風より相当重い。試乗してみるとやはり動きが鈍い。自転車本体のフォークやサドルを交換し、荷台を付けるなどの改造がなされているせいもあるだろう。

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MTB安全基準適合証角付きのハンドル

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真新しい感じのホイールバックビューミラー

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荷台もあるし、メットまで付けてくれたがっしり溶接

せっかくいろいろ装備を付けてあるが、すべて外して本来の姿に戻すことにした(友人はオリジナルのパーツもすべて持ってきてくれた)。いくつか問題は起きたが浜風の予備でなんとかカバーして、元の姿に戻すことができた。

ちょっと乗ってみた。フレーム自体の重さはいかんともしがたいが、文句なく動きがすばしこくなった。ただ、チューブとタイヤも20年前となるとちょっと心配。今年、同品に換装してそのまま取ってある浜風のチューブとタイヤを流用すれば文句なしだ。

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これだけ交換

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本来の姿へ

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浜風と揃い踏み

さて、頂戴物をどういう風に乗るかなあ?

追記 2015/12/08
タイヤとチューブを浜風のお古と交換した。このタイヤ交換には苦労した。浜風のタイヤは道具なしで素手だけで着脱できるが、このタイヤは肉厚で固くどうにも外せなかった。プラのレバーをテコにしてこじるとレバーが折れそうになったほどだ。それにチューブもバルブが米式なので仏式に交換しておいたほうがあとあとやりやすい。

試走してみると、見違えるほど動きが機敏になった。どうも重いと感じたのはフレームよりタイヤとチューブが原因だったのかもしれない。いままで長距離はちょっと無理かなあと思っていたが、なんのなんのこれなら希望が持てる。これで駆動系を浜風と同じ Deore にしてやれば、浜風負けちゃうかもしれない。

ニックネームは浜風の弟分ということで「海風」と決めた。浜風は酷使しているから、へたったらどうしようかと考えていたが、これならわたしの残りの人生、この2台でなんとか賄えそうである。頂戴した友人に、感謝!

浜風、ハンドルステム交換

最近、自転車関係のサイメンというサイトのコメントを聞いて、もとMTBレーサーの堂城賢氏が著した『自転車の教科書』に興味を持った。キンドル版があったのでさっそくダウンロード(まだ読み終わっていないが)。われながら、いまだに自転車の正確な調整方法や乗り方が分かっていないと感じていたからだ。具体的には、自分の体格に合わせてサドルやハンドルの位置・高さをどう調整し、どういう姿勢で乗り、どうペダルを漕ぐかといった基本的なことが知りたかった。

読んで見ると、なるほどと頷けることがいくつかあって、さっそく実践。まずはハンドルとシートの高さを調整。すると、脚を十分伸ばし切れるようになって、おどろくほど走りが楽になった。が、重要な問題に気づいた。以前から、浜風のフレームはすこし短すぎると感じていた。当方の身長はアラセブにしても高くはないのだが、ハンドルとサドルの間の距離が短すぎて走行するときの姿勢が窮屈になる。長距離で脚より首が疲れるのは、そのあたりに原因があるのではないか。

これまでもサドルは長めにして後ろにずらして乗っているのだがそれでも足りない。まあフレームを買って1台組み直すのが筋だろうが、パソコンと違ってそうそう気軽に手を出すわけにいかない。そこで、ハンドルステムの交換を考えた。ハンドルステムは、ハンドルと前輪の操縦桿を結合している逆L字形の金具だ。浜風のはクイルステムという形式だが、いまのMTBでは使われていない。

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新旧ハンドルステム(クイルステム)

いまの浜風のハンドルステムは突き出しが75mmほどだが、ネットで漁って120mmのステムを取り寄せた。

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旧ステムとハンドルを外す 結構手間が掛かる新しいステム

厳密にはシフトとブレーキのケーブルの調整も必要がだが、そこはなんとかごまかせた。

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ステム交換、完了!

改造した浜風に試乗してみる。まだフレームの短い感じは残るが、姿勢がだいぶ楽になった。海岸近くの急坂を登ってみると、いままで数段シフトしていたところが、ちょっと立ち漕ぎをすれば同じギアで登れてしまう。以前は、脚が伸ばし切れていなかったので、無駄に筋肉を使っていたようだ。

しかし、いいところばかりではない。これは予測できたことだが、ハンドルが切れすぎて走行が不安定になる。MTB向けの下りの厳しいルートなどでは怖くて乗っていられないかもしれない。当方は、せいぜい田圃の畦道だからさして気にならない。

はやく長距離で試してみたいのだが、どうもこの天気ではなあ。エルニーニョの冷夏予想はみごとにはずれたが、天候不順がすこし秋へずれ込んだだけなのかもしれない。

タイヤ・チューブの交換

浜風のタイヤがだいぶすり減って、ブレーキをかけたときにスリップすることが多くなった。あのときの体験で、遠乗りの途中でのパンクはこりごりだから、前輪・後輪のタイヤとチューブを一挙に交換することにした。

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タイヤとチューブ、各2本

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浜風を反転タイヤとチューブをリムから外す
いろいろな交換方法はあるようだが、まず、フレンチバルブをリムの内側に押し込んおいてから、バルブの左右でタイヤを掴んでムリッとリムから剥がす。タイヤをはめるときは、少しチューブに空気を入れて丸くしておいてタイヤの中に入れて、タイヤの一方のビードをリムの内側に入れる。あとはバルブを中心に左右同時に反対側のビードをリムの中に押し込んで行けばよい。このときビードとリムの間にチューブが挟まれないように細心の注意を払う。道具はなにもいらない。レバーは用意してあるが、使う必要はない。両手だけを同時にバランス良く使えばいいのだ。

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交換した古いタイヤとチューブ旧タイヤのトレッド 上が後輪、下が前輪

前輪と後輪でだいぶ摩耗状態が違う。後輪には体重がかかるので当然そうなるだろう。

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新しいタイヤのトレッド

はじめて空気を入れるときが一番緊張する。少し圧を加えてはタイヤを掴んで揉んでビードがチューブを噛んでいないか確認する。それを数回繰り返して目的の空気圧まで加圧する。噛んだまま圧を加えるとどういう目に遭うかというと、こういうことになる

さて、慣らし運転はどこへ行くか?

自転車チェーンの洗浄器

 注油の要らないチェーンに交換したとはいえ、しばらく乗るとチェーンに汚れが溜まってくる。浸出する多少の潤滑成分と摩滅したチェーンの金属粉がチェーンの隙間に固着するのだ。

この期に及んでBBBのチェーンの説明にあった「注油無用はメンテ無用にあらず」を実感するのである。まあ、当然と言えば当然なのだが。

そこでチェーンクリーナーをアマゾンから取り寄せることにした。以前から目星は付けてあったので「ほしい物リスト」に登録してある。洗浄剤のランニングコストがバカにならないので躊躇していたが、近くのHCで840mlが200円もしないパーツクリーナーがあることを知って、これを使えばなんとかなると考えた。

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PARKTOOL サイクロン CM-5.2 

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サイクロンは上下2つの部分に別れる

本体(写真右上)のスポンジとブラシにチェーンを通して、蓋(左下)を被せて密閉する。クリーナー液は蓋にある穴から注入する。

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クリーナー液がタイヤにかからないように

クリーナー液が飛散するので紙を敷いた。クリーナー液の説明にはゴムやプラスチックに使うなとあるので、タイヤにかかることは避けたほうがよい。

写真ではまだセットしてないが、チェーンを回すときに自転車も動いてしまわないようにスタンドに乗せる。ただし、スタンドの脚はだいぶ作業のじゃまになった。

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本体の下部に溜まっているのがクリーナー液

把手は本体側面に差し込むが、これが簡単に抜けてしまうので困った。手順の慣れもあるが、外れないような工夫が必要かもしれない。把手を握っておいて、チェーンを逆回転させるとみるみる液が汚濁する。マニュアルにはクランクを30回転させるとある。

作業が終わって廃液を紙の上に空けると、本体底部にべっとり黒い塊が残る。これは鉄粉で、底の外側から磁石で吸引している。

「廃液を紙の上に空ける」と書いたが、パーツクリーナーは揮発性なのでこのくらいの量だとすぐに乾燥してくれる。残るは紙だけで、石油などと違って廃液の処分に困らない。

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洗浄後、廃液を捨てたところ下部にべったり鉄粉が

磁石は取り外しできるので、外すと鉄粉の塊は洗い流すことができる。

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底部外側の磁石を外したところ

サイクロンはほとんどのパーツを分解して掃除できる。

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分解して掃除したあとのサイクロン

初めてのこともあって、1回の洗浄では十分に完全に汚れを取ることはできなかった。

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洗浄前 洗浄後

写真ではチェーン/スプロケット以外の汚れが目立ってしまったが、チェーンもよく見ると完全には汚れが取れていない。もうすこし小まめにメンテしろということか。ははは。

あとはワックスタイプの潤滑剤をチェーンに塗布して完了。
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清見寺 五百羅漢

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OJerBlog更新:2016/11/30

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