ニホンミツバチの様子

梅雨が明けたら雨が降り出し、盛夏というのに涼しい日が続く。なんだかおかしな気候の続く夏である。

天井裏に営巣した巣を駆除してもらって以来、ニホンミツバチの巣にコガタスズメバチの姿を見ることはなくなった。やはりあのコガタスズメバチたちは我が家の天井裏を住まいとして、わがニホンミツバチの巣を餌場としていたのだ。

ときおりオオスズメバチが姿を現すことはあってもまだ攻撃は仕掛けてこない。むしろキイロスズメバチを見ることの方が多くなった。キイロの場合は単発的な攻撃で、一匹犠牲を出すとそれでいったんは自分たちの巣へ戻るので壊滅的な被害を出すことはない。

あれ以来、これといってニホンミツバチに変化はないが、和バチたちが元気に巣を出入りする姿を撮ってみた。


ニホンミツバチの出入

早くもスズメバチ防御網を設置

去年使ったオオスズメバチ防御網の丈が長すぎたので、短く縮めて巣門のある巣箱の段だけを覆うように改修した。

ニホンミツバチはオオスズメバチに対する防御手段を心得ているのでセイヨウミツバチほど神経質になる必要はない。ミツバチの巣門へのアクセスをなるべく分散させて、オオスズメバチが待ち構えていても逃げられるようにしておけばいい。

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巣箱1段分に丈を縮める

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巣箱に仮設置して寸法を微調整

時期的にはまだ早いがオオスズメバチの働きバチの姿を巣の周辺で見掛けるようになったので、ついでに設置することにした。

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上の木枠が袴の代わりに巣箱の間隙を覆う

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スズメバチ防御網の設置完了

取り付け直後は多少ざわついたが逃去防止器のようは大騒ぎにはならなかった。

あとは粘着性の捕殺器を設置すればスズメバチ対策は完了。

コガタスズメバチの駆除

先日、風呂の湯沸器の修理でサービスマンが2人来宅して、装置を点検していたときのことだった。屋外の装置を点検していたひとりが、「お客さん、ハチがいますよ」と呼びかけてきた。表に出て彼の指さす向きを見ると、玄関の庇のあたりに数匹のスズメバチが飛び回っている。おそらく、工事にともなう人の往来にハチたちも反応したのだろう。さらに観察すると、庇の脇に穴が開いていて、そこがハチの出入り口になっているらしい。状況からして玄関付近の側壁の内側か天井裏に巣があると思われる。それにしても、出入り口が玄関脇とは最悪の場所に巣を懸けたものだ。

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スズメバチの出入り口

そういえば思い当たるふしがある。去年はニホンミツバチの巣に飛来したのはオオスズメバチとキイロスズメバチだけだったが、今年は見掛けない小型のスズメバチが早い時期から来ていた。どうも、我が家に棲み着いたのと雰囲気が似ている。玄関から和バチの巣箱までは直線距離で数十mだから、絶好の餌場が近くにあることになる。

さて、どうするか。何でも自分でやるのが好きなほうだが、スズメバチ駆除には防護服が必須だし、素人には危険すぎる。専門の業者に頼むしかなかろう。さっそくハチ仲間に相談すると、グループのなかに駆除を請け負っているメンバーが居ることがわかった。渡りに船だ。さっそくお願いすることにした。彼の話では、この小型のスズメバチはそのまんま、コガタスズメバチであることがわかった。

スズメバチの駆除を専門業者に依頼すると市から補助金がでる。ここに掲載した写真はその証拠として提出する書類に添付するために、その仲間が撮ったものである。

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屋根裏に作られたコガタスズメバチの巣

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除去したコガタスズメバチの巣

外周の白い蓋は有蓋蜂児、中央部分は幼虫。南無南無。

継箱をする

現在、ニホンミツバチの巣箱は4段だが、ハチの数が増えてきて観察扉のある4段目までハチで埋まるようになった。夜、巣内の撮影のため巣箱へ行くと真っ暗な中にも巣門から多数のハチが外へ出ている。このため、扉を開け閉めするときにハチを潰す事故が起きるようになった。

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ハチが巣門から外へ出て涼んでいる 扉の裏にはびっしりハチたちがいる

巣箱をもう1段増やすことにした。そのついでに冬の引出式トレイ(掃除用)を外し、夏用の網床(OMF)に切り替える。

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仮置きの台、継箱、袴                固定ロープと波板を外す

いままでの3段目と4段目の間に継箱を入れる。そのために、屋根~3段目を仮置きの台へ移動する。移動しても静に扱えばハチたちはまったく騒がない。

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屋根から1~3段目を仮置きの台に載せる ハチに動揺する様子はない

伏せて土台にしたビールケースの中はササで一杯になっていた。ササを刈る。

ビールケースの上に置いてある板には巣箱内側サイズの開口部がある。冬のあいだは掃除用の引出式のトレイが開口部を塞いでいる。夏はこの引出式のトレイを外して、直接台座を置く。これにより網床が実現する。

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土台にしたビールケースのなかはササでいっぱい ササは刈った

これまでビールケースは伏せて置いていたが、今回から反転させて、そのうえに巣箱内側サイズの開口部のある板を敷く。

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箱を継いで5段構成となる 左側は取り外した引出式のトレイ

いままで引出式のトレイのあった部分が完全な開口となった。

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巣底はOMF(網床)になって涼しそう

これで夏向きの換気は十分だろう。この巣箱はスダジイの木陰にあるので真夏の直射日光はほとんど当たらない。巣屑などのゴミは金網から下へ落ちる。

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3~4段目の混雑は緩和

あとはハチの群れている写真の3段目が巣板で満ちてくれることを願うのみだ。

新しい道を拓く

今シーズンの分封時期はただ旧女王に去られただけで空しく終わりそうだが、分封群捕獲用に設置した待ち箱で気になることがあった。その場所が蜂場への直線の通路の行き止まりにあり、角度によって一般道から直接見えてしまうことだ。いまはまだ向かいのお宅の畑のおかげで、作物の陰になって直視はできないが、収穫が終わればそうはいかない。

残念なことだがこの辺りでも巣箱の盗難被害にはことかかない。待ち箱を設置したおかげで元の巣箱までなくなったとなっては踏んだり蹴ったり。

そこで外部からは見えないような通路を拓くことを思い立った。


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夏の終わりには旧道はアズマネザサに覆われて跡形もなくなり、待ち箱の姿も見えなくなることを願おう。
OJer

清見寺 五百羅漢

OJer

OJerBlog更新:2016/11/30

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