サツマイモ・スライサーを作る

ことしはサツマイモが超豊作でとても食べきれない。室内で保存しても1月になると寒さで傷んでしまうから、干し芋にしてみようかと思った。

干し芋を作るための難関は、芋を蒸すことと、蒸し芋を一定の厚さに切ることだ。蒸し芋についてはひとまず置いて、スライスの手立てを調べるとスライサーという武器があることがわかった。たとえば、こんな製品がある。

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株式会社コジマ

細いピアノ線を使うことがポイントだが、これなら換骨奪胎で自分でも作れそうだ。ごく簡略化して、2本の枠材を長ネジで200mm間隔に固定しピアノ線を張ることにした。上の製品では長ネジの上に2本の角棒を渡してピアノ線を張っているが、これを省略して直接2本の枠材にピアノ線を張ってしまうことにした。

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上面に8mm間隔に刻みを入れる         側面に刻みから4mmずらせてネジを打つ

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1000mmの長ネジを300mmにカット       200mm間隔で枠材を固定

枠材にピアノ線を張って緩みをある程度取る。

DSCN6016.jpg ピアノ線の張りを調整

最後はナットをスパナで回して張りを調整する。

DSCN6023.jpg サツマイモ・スライサー完成

ピアノ線を張りつめると、2つの枠材がやや内転びになるが、まあ許せる範囲だ。最初、蝶ネジで張りを調整するつもりだったが、きつくて手では回せない。普通のナットでもよかった。

さて、次は芋をどう蒸すかだ。それはまた続く。

トリマーテーブルを作る…………!?!?

丸鋸テーブルは買ったが、トリマーテーブルは自作してみた。理窟は同じで、テーブルにトリマーを天地逆に取り付ける。危険度は丸鋸ほどではないし、工作もさほど面倒ではない。

ベニア板に丸い穴を開け、トリマーのベースカバーを取り付けるだけだ。

精度を云々しなければ、簡単に工作できる。

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天地逆に取り付け回転する刃が下から出る

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フェンスらしきものも…………

あとは天板をワークベンチに固定するための角材を2カ所に止めれば良い。

とまあ、ここまでは簡単にできて、本日の作業はおしまい。

事故、出来

丸鋸でもトリマーでも同じだが、こうした使い方をすると電源のオン/オフが面倒になる。本体がテーブルの下にあるから、工作の作業をしながら本体の電源スイッチも操作しなければならない。工作内容にもよるが片手での作業は危険が増すし、不可能なこともある。

こうした場合、本体の電源スイッチをオンの状態にロックしておき、別途設置したフットスイッチなどを使って電源をオン/オフする方法が採られる。

で、問題になるのは、フットスイッチなどで電源を切ったとしても、本体は電源オンの状態にロックされているということだ。作業が終わったときは、忘れずにロックを解除しておく必要がある。もしもオン状態のまま作業を終え、次回に作業を開始したときに、うっかり電源コードを差し込めば、その瞬間から装置は起動し、状況によって事故に直結する。

その確認をするために、最後にトリマーの本体を手持ち状態で、電源スイッチを操作してみた。視認すれば分かるものを、あさはかにも実際に電源スイッチを操作してオン/オフしてみたのである。当然、いずれかの状態でトリマーの電源が入る。

電流が流れた瞬間にトリマー本体の内部で毎分3万回の回転運動が発生する。軽い気持ちで手に載せた程度だから、その反動でトリマーが手から落ちた。はっとするまもなく高速回転する刃先は自身の電源ケーブルに接触し、被覆の黒い破片が弾け、火花が飛んだ。とっさに、電源を引き抜いたが、ときすでに遅し。ケーブルの被膜は完全に刮げられ、内部皮膜がはみ出し、さらに導線まで覗いている。

動転して写真は撮り忘れた。

火花は飛んだが、さいわい導線に刃先が接触したことによるもので、電源のショートには至っていなかった。もしショートしていたら、ケーブルから一斉に煙がでて燃え上がったはずだ。

トリマーの切っ先が落ちた先に自分の足があったら…………

気を取り直して、トリマーを分解してケーブルの接続状態を確認した。これならメーカー修理に出さずとも自分でなおせると判断。木工より電気工事のほうが得手か?

パソコンの電源ケーブルと比較してみると、皮膜は厚いが撚り線の本数も径も同じだったので、末端をチョコチョコッとだまして、破損したケーブルと交換した。

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切断して構造を確認したオリジナルのケーブルPC用のケーブルに交換した ちょっと短いが

怪我がなくてよかった。

丸鋸の凶暴さに比べれば、トリマーはまだましだが、それが油断に繋がったようだ。

いい勉強になった。

丸鋸スタンド

丸鋸に限らず、ジグソーやトリマーでも、本体を動かして切断するのとは逆に、本体、つまり刃(歯)先を固定しておいて、木材を動かして操作するほうが正確に切断できる。とくに丸鋸のように本体が大きいと、寸法の小さい木材はとても操作しにくいし危険だ。

というわけで、丸鋸スタンドなるものを入手した。最初からスタンドに丸鋸のセットしてあるテーブルソーという製品もあるが、機能や精度の違いもあって、そちらは値段の桁が違う。

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手前左 傾斜定規 右 平行定規 奥 安全ガイド(この内部に丸鋸の歯が出る)

丸鋸は上向きに取り付けることになるが、そうすると手持ちの歯の回転方向が逆になるので、感覚的に少し戸惑う。

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丸鋸を取り付けたところ

値段からしてさほど期待はなかったが、この平行定規にはいささか失望。ネジ止めで歯からの距離を調整するのだが、締め付けると左右に振れ、縦の面も傾く。

丸鋸スタンドの安全ガイドは、三角形のカバーと割刃(スプリッター)から構成されている。

カバーはもちろん剥き出しの刃を覆うものだが、左側から木材を送り込むと、カバーは材に押されて持ちあがる。丸歯で切断された木材は右の割刃(カバーの支点となる面だが、丸鋸の歯と同じ平面になるよう全体をセット)によって進行方向を規制されるのでキックバックを防ぐことができる。

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安全ガイドと割刃

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実際に使ってみると、平行定規は短すぎて、木材の長さによってさらに長い副え木が必要になるし、すでに書いたように平行の精度を出すには相当に苦労をする。また、安全ガイドも、切断ではなく溝掘りに使おうとすれば、取り外さざるをえない。

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溝掘り

いろいろ工夫は必要だが、手持ちの場合に比べて、作業範囲が広がることは確かだ。

新兵器 丸鋸

ジグソーでの長物・厚物の切断は断念し、丸鋸を入手した。

丸鋸は扱いによってはきわめて危険な道具になる。事故の実例についてあれこれ調べるにつれ、ますますハードルは高くなった。身体髪膚これを父母に受く。アラセブになって工作で指を落とすなどとんでもないと、さんざん悩んだが、結局、利便性に負けて丸鋸を使うことにした。

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いまのワークベンチは鉄枠が支えているが、このままでは間違いなくフレームに鋸の歯を引っかける。とりあえず作業台に適当な広さのベニヤ板を使って鉄枠を覆うことにした。ベニヤ板をワークベンチに載せてクランプで止めて作業台にする。

おそるおそる試し切りをしてみた。確かに直線性は優れているが、微妙なブレが出る。ブレードの軸にけっこう遊びがあり、それなりに使い方のこつを身につける必要がある。

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そこで、とりあえず「丸鋸定規」なるものを作ってみた。丸鋸の動きを規制して、断面の直線性と直交性を正確にだすための定規である。ベニア板の上面と下面に直交する副え木を固定しただけのものだが、なかなか使えそう。

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丸鋸定規

とりあえずの目標は巣箱に観察用の窓を開けることだ。

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板の中間に切り込みを入れるには

そのためには板の中間にスリットを入れる必要があり、丸鋸の正規の使い方では実現できない。本来、一定の歯の深さで押し切るところを、位置を固定して深さを変えて切り込む必要がある。実作業はもう少し使い方に慣れてからになりそうだ。

工作台 or バイス

今日、工作台が届いた。

梱包を解いて、中身を出す。

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上からフレーム、天板、組立小物 Black&Deckerの工作台WM-225

カタログではフレームは頑丈そうに見えたが、床に置くとガタつく。ちょっと不安。天板には穴が開けてあるが、切り後の始末もしてない。メーカーはアメリカだが、製造は中国工場。まあ、価格相応かな。

簡単な説明書が付いているので、読みながら組み立てる。案の定、「分かっている人は分かる」の書き方である。判じ物を読み解きながら組立てた。角の生えたようなレンチで天板をネジで締めるのだが、これが結構な重労働だ。しかも取付を間違えてやり直しとなった。

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黒のレンチで右下の… …ネジを締める

風邪っぴきの病み上がりで、力がでない。そこで、ピコっと閃いた。電動のドライバ・ドリルがあったではないか。手動の工具を流用すればこのネジは締められるかも。

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さっそくドライバ・ドリルの登場

トルクを調性しながらやってみる。いやあ、楽ちん楽ちん。一度使ったら、これは止められない。

というわけで、工作台が組み上がりました。
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工作台 すなわち大型バイス(万力)

組み立ててみればガタつきはなく、安定感はある。保管には折りたたんでおくこともできる。

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さて、次は燻製箱を設計して木材を選択することになる。木工の設計などやったことがない。はたしていつになったらできることやら。
OJer

清見寺 五百羅漢

OJer

OJerBlog更新:2016/11/30

西蓮寺大銀杏黄葉2016

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