勘三郎が・・・・・

なんてえこった、勘三郎が逝っちまった。

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写真 CinemaCafe.net

けーってこい! まだやりのこしたこと、見せたいことがたんとあるだろ。

能『融』 友枝昭世

この2日、NHK教育で友枝昭世の能『融』を観た。ひさびさに能を堪能した。
http://ojerblog.web.fc2.com/77miscellany/2012-01-02Tooru.html

ナイツのジュゲム

先週の『笑点』は、頭の色物に「ナイツ」がでた。ボケの塙、ツッコミの土屋のコンビである。このコンビは実演で見たことがあり、ボケの塙君は単純なようで結構手の込んだボケ方をする。

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このときは、塙がつまらない野球の話、とくにジャイアンツの昔話を始めた。まあわれわれの世代ならやっと知っているかどうかという古くさい話だ。箇条書きで要約すると、こうなる。

(1) 長島のメイク・ミラクルで10ゲームをひっくり返して優勝した。
(2) 後藤という地味な選手がいた。普通なら振り逃げはやらないのに彼は真剣に走った。
(3) 後藤はジャイアンツ球場で毎週末熱心にフライを捕る練習をしていてオーライだ。
(4) ところでピンチになると必ずでてくる投手がいた、角盈男だ。
   ※ 投手といえば、現在のGの守護神は、越智もいいが久保のほうが安定しているとつぶやく。
(5) ここで唐突に、先輩の漫才コンビ青空球児・好児は、右側が好児だという。
展開を期待して聞いているほうも、だんだん面白くなくなってくるが、そのままつまらない話が続く。
(6) 大豊という選手はがらになくいつもチューインガムを噛んでいた。
(7) チューインガムといえば3億円で呼んだグリーンウェルがいた。彼は自打球を当てたことを理由に1週間ほどで帰国してしまった。
(8) グリンーウェルはポンコツだから行方を超急速に究明しろ!

いつまでも続くつまらない野球の話に、相方の土屋はこれでは“落ち”もなくて漫才にならない。落語くらい勉強しておけという。塙は、実は落語を勉強していて『寿限無』が好きだと返す。ここでやっと、この漫才の本当の仕掛がでてくる。

寿限無の本文は、いろいろあるようだが、おおむねこうだ。
(1) 寿限無、寿限無
(2) 五劫の擦り切れ
(3) 海砂利水魚の水行末 雲来末 風来末
(4) 食う寝る処に住む処
(5) やぶら小路の藪柑子
(6) パイポパイポ パイポのシューリンガン
(7) シューリンガンのグーリンダイ
(8) グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助

土屋が寿限無のフレーズを頭から順次唱えると、塙がそれに合わせてこれまでの話を振り返る。
寿限無のリズムで→以下を唱えてみよう。

(1) 寿限無、寿限無
   →10ゲーム、10ゲーム
(2) 五劫の擦り切れ
   →後藤の振り逃げ
(3) 海砂利水魚の水行末 雲来末 風来末
   →ジャイアンツ球場、毎週末、フライ捕る、オーライよ
(4) 食う寝る処に住む処
   →ピンチの時には角盈男
(5) やぶら小路の藪柑子
   →球児、好児の右好児
(6) パイポパイポ パイポのシューリンガン
   →大豊大豊大豊のチューインガム
(7) シューリンガンのグーリンダイ
  →チューインガムはグリーンウェル
(8) グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助
  →グリーンウェルはポンコツだから超急速に行方を調査しろ

これには土屋もあきれて、結局、なにが“落ち”なんだ?と問い詰めると、救援はやっぱり“越智”より久保だと落とすのである。

書いてしまうと面白くないのだが、寿限無のリズムがわかっていると無条件に面白い。こういう長大な仕込みの話はいままで落語でも聞いたことがなかった。ひまだなあとはおもいつつも、録画のHDDを巻き戻しつつ書き留めてしまった。ほんとに、ひまだなあ!

眠れないときは

なでしこジャンパン
夜中に目が覚めてしまった。TVをつけたらなでしこジャパンのワールドカップ優勝のドキュメントを再放送していた。メンバー全員がしっかりした考えをもち、きちんとした話し方ができる。TVの街頭インタビューなどで、若い女性(にかぎらないが)の奇妙な抑揚のどこで終わるか分からない話し方を聞いて、近頃はみんなあんな話し方なんだと思い込んでいたが、同じ年齢層でもこうした話のできる女性達がいるのだとホットする。さらに監督の指揮官としては珍しい柔軟な物腰や、澤というリーダーの際だった性格も好ましかった。
なでしこジャパン
歓喜のなでしこジャパン
 それに、敗者ワンバクの話が率直で清々しい。彼女は試合後、澤に、“あなたを誇りに思う”と話しかけ、澤は澤で、“1対1ではアメリカの選手に絶対勝てない。これはチームの力だ”と応えたという(正確な記憶ではない)。全力を尽くして戦った相手だからこそ、互いにあんなコメントができるのだろう。われわれの年代が持っている女性に対する先入観を吹き飛ばされるような思いがした。

清元舞踊『かさね』
気分のよいドキュメントを見終わって寝ようと電気を消したら、今度は蚊に襲われてまた目が覚めてしまった。しかたないので録り貯めてあったNHKにっぽんの芸能の清元舞踊『かさね』を見た。内容は納涼向けの怪談仕立てで、よけいに目が覚める。これがよかったので、最後まで見てしまった。梅彌と橋之助のは実の姉弟。梅彌のかさねはピンとこなかったが、「悪でいい男」という役柄は橋之助にぴったり。 清元の澄んだ高音がどろどろした情念模様を謡って救いとなる。
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違う芝居のポスターだが
 要所、要所で決める形が、小気味よく決まる。

テレビに出てくるタレントを見ていると、近頃とみに日本人の顔立ちが変わったと思う。たった半世紀で人種の特徴が変化するのだ。その点、橋之助は典型的な役者顔。歌舞伎役者を評するに、歌舞伎絵から抜け出したようないい男とは、絵に描いたような風景というに似て間が抜けているが、うっかりそう言いたくなってしまう。この与右衛門役、仁左衛門ならどう演じるだろうと想像しているうちに番組は終わった。
OJer

清見寺 五百羅漢

OJer

OJerBlog更新:2016/11/30

西蓮寺大銀杏黄葉2016

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