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ヘリの遭難とガラン沢

志賀の横手山付近でヘリが遭難したことをあちこちのニュースで伝えていた。遭難場所はガラン(伽藍)沢の近くではないかという。この名前は聞き覚えがあった。

 

草津温泉のスキーで、たぶん唯一のツアールートが、芳ヶ平ツアーコースだ。白根山北東の芳ヶ平から沢通しに草津スキー場へ下る。沢通しの登山道を滑り降りるだけだから、面白いはずもないが、一度は経験しておこうと仲間と2人で滑ったことがある。

 

そのころ、このツアールートを調べているときに出くわしたのがガラン沢だった。なんだか遭難の多い、おどろおどろしい沢という印象があった。

 無題


山紫水明より


懐かしかったので調べてみると、この沢は、遭難の多さから「魔の沢」「人喰い沢」などとも呼ばれていたらしい。沢登りのコースでもあったが、遭難が多かったのはスキーヤーだった。当時、まだゲレンデが未整備で、横手山や渋峠あたりのゲレンデからガラン沢へ迷い込む遭難者が多かったという。いまではゲレンデが整備されスキーの遭難者はいないようだ。芳ヶ平のツアーコースからは、尾根を一本隔てた北側になるので迷い込む心配はなさそうである。


ヘリの遭難のおかげで、ガラン沢の印象はがらっと変わった。 

コナラ群に継箱

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コナラ群の巣門段がハチで溢れていた

先日、コナラ群を内見したところ巣門段までハチが溢れだしていた。そこで1段増設することにして新しい巣箱を組んだ。作り終わってから気づいたのだが、春以来、同じ場所に放置してある待箱のほうがコナラ群が使っている巣箱とサイズが合う。新規に作る巣箱は統一規格だが、プロジェクトから預かっている巣箱に2種類サイズがあり、それぞれわずかに板厚や内・外寸の違いがある。コナラ群にはプロジェクト由来の巣箱がそのまま使われている。

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新しく組んだ巣箱                待箱に使っていた巣箱

せっかく新しく作った巣箱だが使う機会はいくらもあるので、とりあえず待箱と差し替えて、待箱のほうを継ぐことにした。

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巣門段の上に継箱を置く             3段目を下から覗く

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3段目

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増段完了 巣箱4段+巣門段 まだ段間の袴がない

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増設翌日の巣内                 充実した蜂球

このブログを書いていて気づいたが、継箱は天地逆に置くべきだった。巣枠式の巣箱だと巣箱上端に上棧を掛けるアゴがあるので、それを利用して巣箱の落下防止棧を付けた。その惰性で、待箱にも上端に落下防止棧を付けてしまった。正確に言うと、巣箱は直方体だから上下の違いはない。意識としてそう思い込んだことになる。

しかし、コナラ群は重箱式なので落下防止棧は積んである巣箱の中間か下端にある。このままでは3段目下端と4段目上端で落下防止棧がダブることになる。写真「巣門段の上に継箱を置く」と「3段目を下から覗く」を比べてみるとよく分かる。作業中に気づきそうなものだが、ポリ。台風が去ったら天地逆に置き直すことにしよう。あ、そうそう、そのときは巣門段の十文字の落下防止桟は外さないとね。ははは。

東博の「縄紋」展

たまにはミツバチ以外の話題を。


横浜で同窓会があって上京したので、東博の特別展『1万年の美の鼓動 縄紋』を覗いてみた。とても半日ほどで見切れる内容ではなかったが、さすが東博の充実した展示だった。国宝の土器・土偶はすべて含まれるが、「土偶 縄文のビーナス」と「土偶 仮面の女神」は期間限定で731日以降でないと見られない。

 

体調がいまひとつで集中しきれなかったが、強烈な印象を残した土偶がひとつあった。それは「第4章 縄文美の最たるもの」で、国宝の土器・土偶だけを陳列した一角にあった「縄文の女神」(山形県舟形町 縄紋中期)だ。それぞれ個性的な国宝の土偶のなかでもこれは他と隔絶している。造形の高度の抽象性と洗練された面の構成は作者個人の属性からくるものか、それともその時代とその土地の人々が共有していた感性によるものなのか。わずかに、背中から腰へ掛けて滑らかに拭い取ったような曲面や頭部の髪型というか被り物のようなものに、プレースホルダーのみでまだ展示されていない「縄文のビーナス」(長野県茅野市 縄紋中期)と共通するものが感じられる。


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縄文の女神


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縄文のビーナス 茅野市閃石縄紋考古館


縄文土器を日本の美術の原点とか源流とかいう表現を目にするが、火炎型土器や遮光器土偶のもつ力強い3次元的な空間認識と、琳派などに代表される平面的で限定的な形状処理のどこに連続性が感じられるのだろうか。DNA解析の深化や実験考古学の進展により現代日本人のルーツが徐々に解明されつつある。ただ同じ国土からこれらの土器が出土するというだけで、原点の源流のといわれても馴染めない。縄紋時代から現代まで通底する美意識のあることを、いやおうなく納得できる「縄紋」展をこの東博で鑑賞できる日がくるだろうか。

女王失踪群の救済ならず

ハチ仲間のみなさんの支援を得て女王失踪(リンゴ)群の救済を試みたが、失敗に終わった。

変成王台から女王を生産するつもりで、巣板の合同で勢いを付け、飼育群の多いハチ場へ場所を移して女王の交尾を目指したが、女王は産まれなかった。女王が不在になって2週間を過ぎてなお次の女王が誕生しなければもう可能性はない。

そうなればリンゴ群をハチ場で解放して、なんとか他の群の巣箱へ潜り込んでもらう算段だった。しかし、今回の作業の過程で、合同前のリンゴ群が病気持ちである可能性が濃厚となった。そうなると、ハチ場での解放は即ち病気の拡散に繋がる。最悪だが不可避の決断として、リンゴ群を当方へ戻してもらい焼却処分した。養蜂が嫌になる一瞬であった。

事の顛末を振り返ると、女王失踪の時点でこの計画は中止すべきだった。実は失踪以前に、この群が健全でない兆候をいくつか感じていたのだが、合同して変成王台から新女王を作り出すというストーリーに目を奪われて冷静な判断ができなかった。こういう痛い失敗をしないと、見ているものも見えないということを、この歳にして痛感した。

コナラ群の夏仕様

コナラ群の夏仕様に意外に手間取ってしまった。

コナラ群の構成は巣門段、網底段、引出段、台座だから、引出段を外し、台座を開口部のあるものに交換すればいい。しかし、網底段の高さが30mmしかないので二重網底の間隔が狭すぎるのと、金網を使っているので樹脂網に替えたい。

そこで、開口部のある基板と樹脂網の網底段を新たに作り、巣門段も巣板の落下防止棒を付けたものに差し替えることにした。

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台座 開口部は金網の端切れでパッチワーク オオスズメバチの侵入を防ぐ

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トリカルネット ハチが歩行しやすく巣ゴミの通過する3.8mmメッシュ 高さ98mm 

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巣板の落下防止棒を付けた 少し太すぎたか

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新しい台座、網底段、巣門段を置く

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巣門段の扉を開いたところ            二重網底

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OJerBlog更新:2016/11/30

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